2020年に聞いてよかった曲たち Part 2
明けました🎍
おみくじ、どうでしたか?僕は…中吉です🀄
さて、年は明けてしまいましたが、前回の続きを書いていこうと思います!!
こんなにたくさんの文章をわーっと書くようなことをしてこなかったのですが、感想を文章に書き起こすと曖昧だった自分の考えがくっきりとしたり、「書くぞ!」という気持ちで曲と向き合うことで生まれる新しい発見があったりして楽しいですね……!
前回に続いて長々ととりとめのない文章を書いてしまったのですが、こちらも読んでいただけるとすっごく嬉しいです。。!
それではどうぞ!!
アニソン派などで作曲者から曲を調べる、ということをはじめた
UNISON SQUARE GARDENのベーシスト、田淵智也さんがアニソンが大好きだ!という情報を得たとともに、アニソンを盛り上げるイベント、「アニソン派」なるイベントを開催していることを知りました。
その第三回目がオンラインで開催されたので僕も見てみたのですが、まあこれが面白く、、
作曲家さんの視点から語られる音楽の話は新鮮でとても面白いし、こんな作曲家さんがいたのか!という発見もあり、それはそれは沢山の収穫がありました!!!
そんな中で出会った作曲家さんなどを軸にお気に入りの曲を紹介します!
余談ですが、このアニソン派で今「楽曲アワード2020」という企画をやっており、ここでノミネートされている曲に投票ができるので皆さんも是非やってみてください!
素敵な曲がいっぱいノミネートされてるので聞くだけでも楽しいですよ。
渡辺翔さん
渡辺翔さんは作詞、作曲のどちらもご自身で行われる作曲家さんです。
『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌「コネクト」など様々な曲を提供されているのですが、とても丁寧で綺麗な言葉回しと、それによって描かれる繊細な世界に、どの曲も聞いてて心癒やされる大好きな作家さんです。
うつろい - TrySail
作詞・作曲:渡辺翔、編曲:伊藤翼
渡辺翔さんの歌詞は、人間のなんとも言えない感情を、抽象的で美しい言葉で撫でるのがとにかく上手い……と思うのですが、「うつろい」はその良さがたっぷり出てて、歌詞のどのフレーズも良い…好きだ…と思わされちゃう…
離した夢は一人で
いくつも人を連れてくる
見えるように見せた傷に
気付かぬように目を逸らし
ただずっと ただずっと
前だけ向いた
などを見て思うのですが、表題の「うつろい」という言葉に「物事の状態が盛りを過ぎること」「虚ろであること」の二つの意味を含ませ、歌詞の世界に落とし込んでるのでは…?と感じます。
そうだとしたら、あまりに見事に当てはめてて凄い……
ここの「見えるように見せた傷」という言葉も、強く突き刺すようなハッとする表現が新鮮でいいな…と、また思うのです。
水生 - CYNHN
作詞・作曲:渡辺翔、編曲:宮野弦士
水の世界の描写と、その水の中で身動きがとれないほど深く根を張ってしまった自分、それを用いた感情の比喩という描写がすごく美しいです。
初っ端の1Aの歌詞からもう素晴らしすぎる……
根を張って迷子を避け思う
生き生きと泳ぐ遊漁にはなれないな
情景の描写も気持ちの描写もバッチリで、どうやったらこんなの思いつくんだ……???になりました。。
力強く暴れまわるギターリフが諦念的な言葉とは裏腹になんとか現状を脱却しようとしているようにも聞こえます。
このギターリフもめっちゃカッコいい…!!!
世界観も相まって、水の中で必死にもがいてるみたいです。
2時のパレード - CYNHN
スッとする澄み切った夜の空気感を、聞いてるだけで肌に感じれるような気がします。
また、孤独で静寂な夜という時間と、渡辺翔さんの得意とされる内省的な歌詞の世界がピッタリですごく素敵…
そしてこれがまたCYNHNさんの歌での表現が素晴らしく、寂しくポツリとつぶやいたり、吐き捨てるように歌ったりと表情の付け方がとっても巧みです。
看過し難い自分を責める、外には出さない弱い自分の一面を、
見捨てずに寄り添い行くんだ
また耐えられない夜に会おう
と表現するのが良いな、と個人的に思いました。
構成も面白く、2サビまで進んだ後、新しいメロディラインを携えて感情を爆発させる大サビ?Cメロ?とも言えるパートが出現して、聞いているこちらの感情も大きく高ぶらせられます。
じんさん
カゲロウプロジェクトなど、ボカロ界隈で名を馳せているじんさん。
キャッチーかつエモーショナルなメロディーや歌詞を作るのが上手いな〜〜〜と曲を聞くたび感じます。
そんなじんさんがご自身名義のものだけでなく、他のアーティストさんに様々な曲を提供されてるのですが、それらも素敵な曲ばかりで、こちらもまた大好きな作家さんです!
Life is tasty! - 燦鳥ノム
作詞・作曲・編曲:じん
爽やかでいて、肩の力を抜いて聞けるような感じが素敵な一曲です。
サントリーとのコラボ曲らしいですね、たしかに清涼飲料水のCMを彷彿とさせるような清涼感。納得〜〜〜〜
じんさんの作るメロディーは、つい口ずさみたくなるようなキャッチーさがあって、ふとした時に頭の中で流れて「あ、あの曲聞きたいな」と思っちゃうようなそんな魅力があると思います。
そういうキャッチーさがありつつも唯一無二だな、と思うのが、また凄いな〜〜なんて思ったり。
忙しい大変な毎日は、本当は毎日が違う素敵な日々だから、そんな日々を楽しめるように気ままにリラックスして生きようよ、と語りかけてくれてるような歌詞にもじんさんの心根の優しさが溢れているようで素敵ですね。
そんな雰囲気もあいまって何度も聞きたくなっちゃうのかな〜〜と思います。
サントリーのコラボというバイアスがかかっているので、そういう目で見ると擬人化した清涼飲料水が「一息つこうよ」と語りかけてくれてるようにも感じられる〜〜
あと、個人的に女性の上ずったような歌声が艶やかで好きなんですが、そういうニュアンスが時折混ぜられていてそれもまたグッときます。
そもそも歌声が大人っぽさも可愛さもどちらも持ち合わせているようで魅力的という話もある……
星をつなげて - Gothic×Luck
作詞・作曲・編曲:じん
二人の関係のかけがえなさが優しく描かれていて大好きな曲です!!
Aメロ、暗くて寂しいんだけど、明るい星が照らしてくれているような情景がしっかりと出ている上にそれを
暗い空の 一等星なら
待ち合わせに ちょうどいいから
なんて歌詞で補強されてて、心にじんわりと沁みます……
そこから、キラキラ輝く星に包まれるような多幸感溢れるサビにつながるのも凄く素敵…!
こんな感じで、どれだけこの日々や関係が尊いかが全編にわたって綴られていているんですが、そんな歌詞をサビ終わりで
だから 一緒の今日が
きみと同じくらい 大好きなの
と締めくくるのが、もう本当に優しくて暖かくて大好きです………
柳館周平さん
こちらも作詞、作・編曲とマルチにやられる方。
マルチな方ばかり紹介してるな。全部やる人が好きなのか…?(でも詞と曲をどちらも同じ人がやると、より親和性が高いものが出来上がる気がするので、そういう要因もあるのかもしれない。)
メロディと詞のセンスが抜群に高い上に、聞いてて耳が楽しくなる天才的な編曲までしてくださって、もう、、ホント、、、好きです………(告白)
What-if Wonderland!! - Argonavis
作詞・作曲:栁舘周平・田淵智也、編曲:栁舘周平
USGの田淵智也さんとの合作。
田淵智也さんはメロディの盛り上がりのピークの置き方や、それの持続のさせ方、焦らし方がめちゃくちゃ上手いな…と感じるのですが、その良さがこの曲のメロディーにバチバチに出てます!!!!!!
そしてそれを盛り上げる柳館周平さんの編曲!!!
一曲の中でのリズムパターンの多彩さだったり、楽器のチョイスがめちゃくちゃ良い。。
キラキラとしたグロッケンやピアノによって、希望溢れる星空の空気がキレイに描かれてる。。
また、それぞれの楽器の美味しいところを用意してしっかり聞かせてくれるのも、何回聞いても気持ちよくなれる良さにつながっているのかな?とも感じます。
海恋華 - 大天狗正家、典厩割、陸奥守吉行
作詞:やしきん、作・編曲:栁舘周平
和ロック!!!!!!和の要素の差し込み方がオシャレかつカッコいい!!!
こういうところに柳館周平さんの圧倒的なセンスを感じます。
演歌のこぶし的ながパートが入ったり、と思ったらロックなパートに一気に引き戻されたりと展開もにぎやかで楽しい!!!
エモーショナルなメロディーもすっごく素敵!!
個人的にAメロの「夢 傷つける」のフレーズで、ギターがメロディーをなぞるのが最強にエモカッコよくて大好き。。。。。
Well Wishing Word - 水瀬いのり
作詞・作曲・編曲:栁舘周平
サウンドの良さはもちろんのこと、とにかく言葉遊びが上手い…!!!!
星が巡り巡って
から
逢いたいと願うこの引力で
に繋げたりと、他にも言葉と言葉を意味に載せながら繋ぎ合わせる技のオンパレードで、もうずっと感動しっぱなしです。
そもそも言葉の力も強いんですよね。。さっきも挙げましたが「逢いたいと願うこの引力で」ってフレーズ、メチャクチャ素敵じゃないですか????
またストーリーの展開も良く、1Aの「奇跡とは永遠じゃないのです」をCメロの「奇跡とは有限じゃないんだよ」で回収するの、流れとして美しいし希望に溢れる展開に導いてて大好き。。。。。。
鬼頭明里さん
ここからは作曲家さん以外についても触れていこうと思います。
まずは大ブレイク中の鬼頭明里さん!担当されるアニメも多いからか、今年はいろんな曲をリリースされました。
鬼頭明里さんの歌、地の声の素敵さがそのままバシッと歌にも出ててすごく良いんですよね。。
あとここでは挙げないんですが、アニメのタイアップ曲と個人名義との曲とでどれも違う色が出てて毎回聞くたびに、この人の声の雰囲気の幅すっごいな…と思います。
「トニカクカワイイ」とか「Butterfly」とかめっちゃ違いあるよね??すごいぜ……
23時の春雷少女 - 鬼頭明里
作詞・作曲:田淵智也、編曲:やしきん・成田ハネダ(パスピエ)
力強い鬼頭さん、良い………
息切れしそうなほどの必死さが声色に(しかも魅力的に!!)乗っており、それが「春雷」って強い言葉と合わさることで、とてつもない想いのパワーが出ているな~~なんて感じます。
サウンドもすごく素敵で、計算機的なエッセンスを電子音、時折ギターが。
そんな計算機に生まれた「感情」をエモーショナルなピアノが表現しててめちゃくちゃ面白い…!!
プログラムは音を立てないままで
心になった!
からピアノソロに入るところとか超大好き…...。
ここ、歌詞もいいんだよな……。2サビで登場した「涙」をCメロの「…涙?これは涙?」で受けて、そこからさっきのフレーズに持っていく流れが美しすぎる……
恋愛感情へのわからなさを電子計算機の世界に落とし込んでるんですが、もうそれぞれの言葉のチョイスだったりが絶妙で、歌詞を眺めてるだけでもとっても楽しいです。
キミのとなりで - 鬼頭明里
作詞:こだまさおり、作・編曲:伊藤翼
「Re:ステージ!」でのタッグが満を持して…!!!ということでみんな楽しみにしてた一曲!
クリアでエモーショナルな鬼頭さんの歌声に、これまた最強にエモーショナルなストリングスとピアノが交わって「い、伊藤翼氏~~~~~~~~!!!!!!!!!(大声)」になっちゃった……
サビまでの「今にも駆け出したい!!」という止まってられないウズウズ感がもどかしく、そのカタルシスをサビで回収するカタルシスが超気持ちいい…!!!!
サビ終盤でドラムロールが加速するところ、ついに走り出したという感じがしてとっても好きです…。
この駆け出したい感、なんですかね?
Aメロでドラムが裏拍を刻んでたり、その上に乗ったメロディーのリズム感がそこと比べてゆったりめだったりするからかな?と思ったりします。
時折メロがリズムを食って入ってくるのも効いてるのかも?
トウメイナユメ - 鬼頭明里
作詞: yuiko、作・編曲:藤井健太郎(HANO)
鬼頭さんの曲の中では最後の紹介ですが、これまで挙げた中で一番聞いてるかも。
とってものびやかで爽やかな歌声に、鬼頭さんご本人の肩の力が抜けたようなキャラクターが表れているようで素敵だな、と思います。
あの人柄、見てると心が穏やかになってとても好きです…(告白)
弦の魅力がすごく生かされてる気がするんだよな、全編にまたがって流れる爽やかなギターリフもそうだし、2Aで主張してくるジャジーなベースもとっても素敵。
そんな弦とクリアなシンセメロが織りなす爽やかなサウンドも、鬼頭さんの歌声とマッチしてすごく良い!!!
大好きな一曲です。今年のTOP10とかに入るかも。
相変わらずアイマスを聞いてた
アイマス、ずっと好きなんですよね。
キャラクターとかコンテンツの魅力があるし、やっぱりこれだけ長期で走るとその積み重ねが曲のコンテキストに乗ってきたりして、年を増すごとに曲を聞くのが楽しくなってきます。
そんなアイマスの曲もご紹介します!!
Heart Voice - CANDY ISLAND with 輿水幸子
作詞:磯谷佳江、作曲:小野貴光、編曲:玉木千尋
大きな抑揚があるわけじゃないんだけど、緩やかに、でも力強く盛り上がっていく感じがユニットの雰囲気にもピッタリでとても好きな楽曲です。
澄んだピアノや落ち着いた雰囲気からなんとなく冬の空気を感じる曲で、冬になると外で聞きたくなるんですがみなさんはどうですか??
Go Just Go! - 夢見りあむ、大槻唯、北条加蓮、佐藤心、一ノ瀬志希、鷹富士茄子、棟方愛海、川島瑞樹、五十嵐響子
作詞:八城雄太、作曲:田中秀和(MONACA)、編曲:TAKU INOUE
デレステ五周年の曲!!五周年だから「Go」。
波の音、ラテン系のリズム、鳥の鳴き声、楽しいパーカッションなどなど、とにかく溢れる南国感!!ゴージャスでトロピカル!!
五周年でもまだまだ魅力はいっぱいということを歌詞に詰め込んでくれていて、Pとしてはとっても嬉しい。
これからも楽しみ!!!
「遊びまくっちゃて 太陽はもうてっぺんだ」ってフレーズとかすごいよね、「もう」だけどまだてっぺんなんだ。。。!ワクワクする。
完全に深読みかもしれないけど「てっぺん」って「12時」にかかってるんですかね?
シンデレラは周年曲でのお城とか時計とかのモチーフの使い方が上手なので、そんな勘ぐりもしちゃうぜ。
「休んだら またね 遊ぼう」というフレーズも、今の世情と合っているようで素敵。
シャイノグラフィ - シャイニーカラーズ
空をキャンバスにして自分だけの色を描いちゃおう、っていうのが凄く良い。。。。!!!!!!!!
この曲の中で特に好きな歌詞が
パステルより繊細で
モノクロームより純粋で
プリズムより多彩で
なんですけど、これめちゃくちゃ凄くないですか??????????
シャイニーカラーズならではのキャラクター描写の繊細さがここにバッチリ表れててすごすぎる。。。。
あと、Bメロ〜1サビの盛り上がり方が、助走をつけて走り出しているかのようで凄く好き。。。
オウムアウアに幸運を - 一ノ瀬志希、神谷奈緒、黒埼ちとせ、佐藤心、的場梨沙
ライブで現地で聞いてからメチャクチャ好きになった!!
生演奏はズルい。
最小構成の音が余白すらも巻き込んで美しくカッコよく組み立てられていて、広川恵一氏〜〜〜!!!!!になっちゃう。。。。
1サビ〜2A間の間奏がめちゃくちゃカッコいい。シンセの音のせいかフュージョン感溢れてる。
そこから「彗星を縫って オウムアウアは進み続ける」につながるのがこれまた大好き!!!!
不埒なCANVAS - 輿水幸子、塩見周子、相葉夕美
作詞:只野菜摘、作・編曲:烏屋茶房
不埒なCANVASに
気がついたら描いてる
で始まるの、一気にこの世界に引き込まれて凄い………
心象を風景で表したりしているんですが、これがまた「半分は廃墟だ」だったり「ガラス細工 高いビル」だったりと退廃的で凄く良いんです。
そこに差し込まれる夏の描写がなんともいえない切なさを更に引き立ててくれてたまらん…
ときに衝動的に、ときに寂しく、切なく…と、全編を通して流れている、感情の揺れ動きに寄り添ったピアノもとっても素敵です。
Joker - 松永涼、大和亜季、中野有香、姫川友紀、前川みく
千菅春香さん最強!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
別れの曲ですかね?いろんな解釈ができそう。
大きな決心を「成すがまま 貴方色に染めた 不釣り合いな爪(ネイル) 塗り替えて」で描くの凄く良い。。
「空白の向こう側 飛ばす意識」とかもこの一フレーズで沢山の感情が見えていいですよね。
そして田中秀和さんの曲はやはり強い!!!
サビでの感情の爆発のさせかたとかもう強すぎる。。
Bメロで聞こえる男声っぽいハモリ、田中秀和さんですかね??
セクシーさが倍増しててめちゃくちゃ良い!!!
Arrive You ~それが運命でも~ - TIntMe!
作詞・作曲・編曲:三好啓太
周防桃子さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(僕は周防桃子さんというキャラクターが超大好き)
桃子に大人っぽく背伸びした寂しい曲を歌わせるの、「永遠の花」でも繰り出されましたが反則なんだよな。。。。
「桃子にこんな寂しい曲歌わせるな!!!!!」という気持ちと、「桃子はこういう魅力も出せちゃうン、だよなァ………」という気持ちで心がメチャクチャになる。。。。。。
大人への憧れ、手を伸ばした感じがシティポップという形になってるのも凄く良いですよね。。。。
早く大人になりたい
俺も!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オレンジタイム - 輿水幸子、白坂小梅、星輝子
やっぱ広川さんは余白の使い方が天才的なんだよな~~~~~と改めて思わされる一曲でした。
抑えめなバックのサウンドとその余白が夕暮れの憂いた感じや寂しさを美しく演出していてとっても素敵な世界が紡がれています。
個人的に特筆したいのが2番!!!!!
サウンドの流れをぶった切って声だけになるあの演出、めちゃくちゃ良くないですか????????????
意識を完全にそれにジャックされるのがすごすぎる、、何回聞いてもそこのパートで変な声が出ます。
そういう聴体験のメリハリのせいもあってか何度も聞きたくなっちゃいます…
アイカツも聞いてた
知り合いに勧められて見始めたんですが、お話がすごく良くできていてそれはそれは夢中になりました!!!
子供向けのアニメと侮っていたら、画面での演出とかすごく丁寧で「今の子供はこんな素敵なコンテンツを浴びながら育つのか~~」などと羨ましく思ったりもしました。(幼くてわからなかっただけで、自分が子供の頃見てたものもきっとしっかり作られていたんだろうなと思いつつ。。)
そんなアイカツ、曲が凄まじくって、とても女児のイメージとはかけ離れたオシャレさやエゲつなさを携えた音楽が散見され、こんなのを聞きながら育つの?????みたいな気持ちになります。
本当に良いの??????「Kira・pata・shining」とか聞かせたら泣かない????
そんなアイカツからも何曲か紹介させてください!!
Trap of Love - すなお・わか・ふうり from STAR☆ANIS
作詞:七菜(Make Flow,Inc.)、作曲:森健一、編曲:小澤正澄
アイドルが大人っぽい歌詞を歌う、というのはArrive Youでも触れましたが個人的に凄く好きです
子供だっていうには繊細すぎるこの胸は、とあるこの10代のどこともカテゴライズし難い心情はグッとくるものがありますね。
手と手が触れたら Trap of Loveというのも、少女らしい可愛らしさ、ある意味浅はかな感じが出ていてそれもとってもキュートです。
ドラマチックガール - わか・ふうり・ゆな from STAR☆ANIS & るか・もな・みき from AIKATSU☆STARS!
曲の冒頭から何かとんでもないことが起きるぞ…!!という予感があり、実際メチャクチャにされちゃう……みたいな曲です。
とにかく目まぐるしい展開と、休みなく畳みかけるようなメロディーはこの人数だからこそ!という感じがして凄くいい……
田中秀和さんもどこかで仰っていたのですが、メロディーの区切りが六小節という珍しい単位なんですが、四小節という単位に慣れているせいか普通のものより強いカタルシスを感じてそれもまた良い!!!
ドリームバルーン - ふうり・ゆな・えり from STAR☆ANIS
ドリアカが好き…………………
サビに向かって徐々に盛り上がって本当にどこまでも飛んでいけそうな伸びやかなサウンドと歌詞が聞いててとっても爽やか!!
何色でもいい、どんな形だって なんて優しい歌詞が風船にかかっているのもオシャレ。
トワイライトエトランゼ - あやね・えり
音城ノエルさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(僕は音城ノエルさんというキャラクターが大好き)
ノエルさんにあんなキュートな歌声がついたのも嬉しいし、歌って踊ってるPVを見たら僕も踊りたくなるくらい嬉しくなりました……
何回言っとんねんという感じですが、シティ・ポップ感のある曲を歌うことで出る背伸び感みたいなのがやっぱすごく好きなんです………
すこしこもったようなギターやシンセの音がまた「トワイライト」の切なさが出てて素敵ですね……
広川さんはこういう情景をサウンドで表現するのがすごく上手い。
「光と影が交差して マワルまわる」といった詩的な歌詞もその情景描写をより鮮やかにしてくれて良いですよね…
最近読んだブログでこちらの曲について「ノエル」というキャラクターの文脈と絡めながら考察をされているものがあり、感動したのでそちらも貼らせていただきます…!
とっても良かった…
おわりに
ということで今回も沢山書きました。
実はあと一回だけ2020年の曲の話をすることになります。。。(どんだけやんねん……)
もっと短い文章しか書けんだろ…と思って記事に書く曲をあれもこれもと選んだのですが、思い入れが強い曲ばかりなので、どうしても早口大声まくしたて文章オタクになっちゃいますね……
ここまで読んでくださった方ありがとうございます!!
ぜひぜひPart1やこれから書く予定のPart3も読んでいただけたらな〜〜と思います!!
おわり!!!!!